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スクール

2021.04.21

日常生活は学びの場所

小村真理子です。

4月の神戸での「本来の自分を生きるスクール」の振り返りです。今月から新入生も増えて一層賑やかになっています。

私たちは何か特別なことをしていなくても、日々の日常生活から学べることがたくさんあります。
そしてその日常生活をどのようなものしたいのか、それは私たちで選択することができます。

穏やかな日々を選ぶのか、葛藤する日々を選ぶのか。

穏やかな心持ちで生きたい、と人は誰しも願うものです。

ですが、私たちは穏やかさを選ぼうとして、無意識で葛藤を選んでいることがあります。
生まれてから成長してこれまでの間で、外側から刷り込まれた自分が本当の自分だと思っていて、その一部のパーソナリティの声で選択していることもあります。

本質の自分というものを知らずに、本来の自分で選択していないことが、とてもたくさんあるのです。

なぜなら私たちには感情があるから。

スクールでは日常生活でわいてくる感情、特にネガティブな感情にフォーカスしてその原因を探って自分自身で寄り添い癒し、そして理性を使った正しい考え方を学んでいきます。

スクールで麻紀ちゃんが
「自分の内側のネガティブな感情は自分の闇です。闇を見ていくことは自分の嫌なところを見るのではなくて、癒すために見るのですよー。」と言っていました。

この癒すということをずっとやってこなかった人(知らなかった人)はとても多い、とわたしはスクールに参加させてもらってて感じることです。

これはわたしもそうでした。
わたし自身も、自分で自分のことを癒せるとは思ってもいなかったので、麻紀ちゃんからそれを教えてもらい、そして自分が自分に目を向けるということをはじめると、次から次へとどんどんわたしの中の癒す必要のある子たちが出てきました。

しかもそれは自分の認めたくないことや、誰にも知られたくなこと、とてもズルくて汚い自分だったりします。
だからなぜわざわざ自分の嫌なところを見るのか、そんな風に思う人も少なからずいると思います。
ですが、その闇をずっとそのままにしていることは、自分で自分の首を締めているようなものです。ずっと葛藤し続ける原因がそこにあるから。

だからわざわざ見るのです。
そして闇から光を見出すことは、私たちの本来の愛と光を思い出すことになるのです。

現世の癒しが終われば過去の癒しへと。
自分が自分を癒し続けるほど、わたしの内側は少しづつ少しづつ本来の穏やかさを取り戻してきました。

ですが、癒す必要のある感情は今も出てきますし、強い癖はなかなか手強いものもあります。だから諦めずにやり続けるだけ。一生、癒し浄化し続けるだけです。

自分の闇を見ることは初めはとても辛くしんどいものです。
それに、自分の嫌なところを人に知られたくない、隠したいと思うのも人間です。
だけど、自分を本当に癒すことができるのは他の誰でもない自分だけなのです。

自分の愛で、自分を丸ごと包んで、寄り添ってあげること。

傷つき痛みを抱えた一部のパーソナリティたちに自分の持っている愛を示していく行為が、自分で自分を癒すということ。

ずっと抱えていた苦しく辛い思いを解放してあげると、自分自身の可能性も広がってきます。

そして、自分の内側の愛も育ってきます。自分で自分を満たすことができていきます。
そうすると本来の自分がどんな経験をしたくて、どんな生き方をしたいのかを思い出してきます。

わたし自身もそうだったし、そんな光景を何度もこのスクールで見てきました。

恐くて不安だけど、やってみよう!
その先がどうなるか分からないけど、自分を信じてチャレンジしてみよう!
そうやって癒しながら、そして本来の自分を表現するために行動しようとする姿はとても美しく感動します。

麻紀ちゃんがあるクラスで言っていました。
「何をしにこの地球に生まれてきたのかを知ること、
そしてこの命を活かしていくには本質を具現化していくことが一番大切です。
皆さんは限りなく自由です。
日常生活でも表現する場はとてもたくさんあります。
とにかく生きているという表現をしていってください。」

限られたこの命をどのように使うのかは、自分たち次第です。
わたしもわたしの命を無駄にしないよう、精一杯生きていくことを強く誓った時間でした。

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